しげくんネット・NPO設立準備室へのご理解・ご協力のお願いです!

「お子さんの命は余命3ヶ月・・・」そう宣告されてしまったらどうしますか?
患者である子どもは主人公です。でも、主人公を支える家族にとっては我が子を見送らなければならない現実が伴います。特に子どもの終末医療には残される家族の心のケアが大切です。しげくんネットは8歳17日で天国に旅立った森下重信の闘病を通して母親(しげママ)が感じ得た終末医療の現実を訴え、日本にはまだないチャイルドホスピスをつくりたい!という思いから活動をはじめた小さな組織です。組織といっても先は遠く、しげママ一人でパタパタしているのが現状です。
ホスピスを作るのには当然、莫大なお金もかかりますし目標はとてつもなく大きいものです。
どうしたらその組織を作れるのか?
どうしたらお手伝いをしてくださる仲間が集まるのか?
どうしたらたくさんの人に理解周知してもらえるのか?
どうしたら活動資金を集められるのか?
目標は果たすために行うべきものです。

組織はNPO(非特定営利法人)の設立を目差しています。何もない組織では社会の風は冷たいものです。NPOを仮に設立しても存続していくのには、かなりの労力が伴います。そして資金的にも税金を払ったり、最低限の経費を試算しても年間25〜35万円は消費します。
思い、熱意だけあっても現実には人もいない。そんな問題が山積みなのです。

でも現実には終末医療を選択しざるを得ない子どもが行き着く場所は病院しかないのです。回復的治療を行う子どもと、延命治療を行う子どもが同じ病棟にベットを並べている現実。
子どもの笑い声の裏には悲しい叫びもあります。見守る親の気持ちは計り知れないくらい重たく悲しいものです。どうかその現実をわかってください。親のわがままでしょうか?
もしも、チャイルドホスピスがあれば、限られた時間、残された時間の中でたくさんの思い出を心の引き出しに入りきれないほど作れると思うのです。最後は何のためらいもなく、我が子を抱きしめて旅立たせたい気持ちが母親にはあるのです。それも親のわがままといえるでしょうか?

もしも、思い出がたくさん心の中に残せることができたなら、折に触れ少しずつ引き出せるのならば、何よりも心の癒しになると思うのです。たとえ涙を流しても悔いは少ないはずです。
どうか、私にお力を貸してください。みんなの手で草の根ペンペン草運動実施中などと言っていますが現実にはまだ一人で活動しています。どうぞ、私(シゲママ)に声をかけてください。心、思い、一緒に活動してくださる方、道は遠いけれど共に歩んでください。
そして私ではなく、終末医療を受けざるをえない子どもと親のために貴方のパワーを貸してください。どんな些細なことでも結構です。心からお願い申し上げます。

心願吉日       もりした じゅんこ 
活動をしていただく上で参考にしていただければありがたいです。

「ママでなくてよかったよ」 朝日文庫から出ています。しげのぶの想いが伝わりますように。
 
 
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