しげくんネット


しげくんネット。明日への夢
しげくんネット・明日への夢
しげくんネット・明日への夢
しげくんネット・明日への夢
しげくんネット・明日への夢
しげくんネット・明日への夢
しげくんネット・明日への夢

楽しいこと思いっきり、たくさん・・・この世に残ったしげママの夢
入院生活は苦しかったけれど、楽しい思い出がたくさんあります。
シゲと同時に入院していた病院仲間も同じこと感じているのではないでしょうか。看護婦さんも同じと思います。
なぜ?
それは、シゲとしげママが病院中をくしゃくしゃにしてしまったことがいっぱいあったから。
だって、時間が無いんだもの・・・シゲには。
たくさんの思い出作ろうとしげママは頑張りました。
病室全部でのビンゴ大会。縁日大会など、みんなの目が生き生きしていた。いつもとは違う輝きだったね。
参加年齢は2歳から15歳までと幅広い。
まして、お母さんたちが入ると、余計に加熱する。
的当てゲームやヨーヨー釣りなど楽しかった。
面会時間という短い制約の中で親子がきっちりと接することができるのもシゲとしげママは我がことのように楽しんでいました。
みんなの笑顔が大好きだった。笑顔は苦しいこと、つらいこと、何でも忘れさせてくれる。一番の良薬と誰もが確信したと思う。
結果はシゲの死という最悪の答だったけれど、今でもたくさんの楽しかった思い出が生きている。
なぜだろう? もちろん、苦しいこともたくさんあるよ、でも、なぜか楽しかったことが先に出てくる。
出てくるシゲの顔はなぜか笑顔!あいつ死んじゃったのに・・・・・。

しげママは、心に浮かんでくる笑顔のシゲを見ていつも思うのです。
何であいつは笑っているのだろう? 死んじゃったのに・・・・・。
結果が良くても悪くても必ず悔いは残る。あの時にこうしておけばもっと違った形があったのではないか? 良い結果を得ることができたのではないか?
シゲとしげママは少なくとも病院という施設の中で100%までは行かなくとも、充分に触れ合い、かかわることができました。思い出もたくさんできました。数え切れないくらいに。
それは、特殊な家庭環境、そう、母子家庭という底辺があったことも事実で、それがかかわることの根拠になっったのは事実です。
普通のごく一般的な家庭、お父さん、お母さん、そして子供が二人、と仮定します。
子供の一人が癌になり数ヶ月の命と医師から宣告を受ける。
夫婦で悲しみを分け合う。
そして子供が外泊で一時帰宅をする。
お母さんは掃除、洗濯、ご飯の支度、そしてお父さんの世話、もう一人の子供の世話、そして自分の事。
病気の子供の世話と何かと忙しい。
でも、母親、家庭の主婦である以上、この事実からは逃れられない。
面会時間の時なら母親は病気の子供に対して充分にかかわることできる。
家庭に戻ればそれはできなくなってしまう。
この子が死んでしまうとわかっていても無理な現実。
病気の子供の精神状態は、なぜか皆、淘汰されてゆく。
お母さんを困らせてはいけないと・・・。
そして我慢をする。
「僕のことはいいよ」と、我慢をするのが良い子、大好きなお母さんを困らせないことだと悟る。
果たしてそれで良いのだろうか?
「ぼく、死んじゃうんだよ」
本当は、もっと接していたいはず。
ママ、こっちを見て! ぼくを見て! と。
しげママは親子して思い出をたくさん残せたから、悲しいけれど、苦しいことよりも楽しかった思い出がいつも心の中に生きているのです。
しげママの夢はそんな親子に100%かかわることができる子供のホスピスを作ること。
たとえ、1泊でも2泊でもいい。
木漏れ日のあたるベンチでお母さんが膝枕をし、子供の頭を撫でながら、たわいもない話をしたり、絵本を読んであげたっていい。
お互いに、何の心配もなく、その時、その息している瞬間に100%かかわれる時間を提供したいのです。
思い出は何度でも甦り生き続ける。その何でもない事柄が、旅立つ子供にとって、残された親にとって何よりの心の財産になると信じています。
今は夢に向かって勉強中!
そして、そんな思いを共に分かち合ってくれる仲間を探しています。
愚痴を言ったっていいじゃないですか。
人間だもの、泣いたって、わめいたっていいじゃない。
残されたものには何かできることってあると思うんです。
今は、思い出を提供できる施設をつくるために頑張っています。あなたはどう、感じますか?
心から一緒に泣いて、笑って、怒って、スクラム組んでできる仲間を探しています!
まだまだ、はじめの一歩ですけれど、一緒に考えてみませんか?


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