癌・ガン・cancer・不治の病・そして、岩（いわ）・・・告知について
癌という名は一体誰がつけたのだろう？
この名を聞いたらきっと誰もが「ガーン！」と衝撃的な気持ちになると思う。
まして、大切な人、そして自身のことだったら・・・・・。
漢字の癌、カタカナのガン、英語のｃａｎｃｅｒ，昔から言われる不治の病、
重信が言っていた“岩”（いわ）ちゃんと、呼び名はそれぞれう。
人の『ガン』もそれぞれに色々な形に変化、進化をし私たちの身体を蝕んでゆく。
とても、嫌な存在で絶対に仲良くなんかなれないね。
医学の未発達で昔はわからなかった病気も正体はやはり『ガン』だったのではないだろうか。
原因はさまざまで、色々なことが考えられている。
その範囲はとても広くて書ききれない。
今は遺伝子操作による癌の予防研究まで医学は進歩している。何ともいえませんね。
重信は自身の癌を“岩”（いわ）ちゃんと呼びました。なぜ、岩ちゃんか？
シゲの入院していた病院では「がん告知」を行っていませんでした。
周囲の子供たちに悟られないよう、主治医の住田裕子先生としげママの二人で思いついた言葉でした。
この“岩ちゃん”という言葉はシゲと医療スタッフの間で暗黙の了解を得た秘密語になりました。
当時、仮面ライダーストロンガーに出てくる岩石怪人を見て、
僕の身体もあーなっちゃうのかな？とシゲは思ったに違いありません。
しげママも岩ちゃんという呼び名からそれを連想してしまいました。